鹿児島には、高速道路から見える滝があるんです。その名も、龍門滝(りゅうもんだき)。「日本の滝100選」にも選ばれた由緒ある滝です。鹿児島から空港まで行く途中にあるので、鹿児島に来られた方は一度は目にしていると思います。この辺りをドライブするなら、蒲生の大楠もはずせません。姶良方面のドライブコースをご紹介します。
鹿児島市から→九州自動車道→加治木IC→加治木市街→龍門滝→蒲生の大楠→姶良ICから帰路
想定時間: 3時間
加治木市街
加治木は合併によって姶良市になりましたが、地元民には加治木町、姶良町、蒲生町といった名前の方が親しみがあります。まずは高速を加治木ICで降りて加治木市街を冷やかします。加治木のスイーツといったら加治木饅頭。あつあつの 蒸し饅頭はたまに無性に食べたくなりますよね。通りに饅頭屋さんがいくつかあるので、できたてをちょっといただきます。
龍門滝
小腹を満たしたらいよいよ、高速からもみえていたあの滝をみにいきます。市街地から10分ほどでついちゃいます。駐車場からは田舎道になっていて、テンションがあがってきます。いいですね。滝の音はいつ聞いても壮大です。マイナスイオンもそこら中に飛び交っていることでしょう。徒歩で15分ほど坂道を上ると上から滝を眺められてこれまた壮観なので時間があればぜひ行ってみてください。市内からちょっとの距離でこんなところにこれるからドライブっていいですね。
滝のふもとにはそうめん流し屋さんがあります。夏だったらここで昼食したら最高です。滝の音がここからも聞こえて雰囲気はばっちり。ちなみに鹿児島のそうめん流しは竹筒ではなく、エコを重視した渦巻き型です。ぜひ一度体験してみてください。
蒲生の大楠
さて、次は大楠。 蒲生八幡神社に鎮座するクスノキで、トトロの木という通称で親しまれている日本一の大楠です。樹齢は1500年だとか。だいたい古墳時代に生まれたってことですね。ここまでは加治木からNAVIを頼りに30分ほどで着きました。
神社にはほかにも立派なクスノキが何本かあって厳かな雰囲気です。お参りをして、旅の無事を祈ります。大楠は神社の左手に鎮座しています。大楠の近くにいくと、大きすぎて全貌がわからなくなるくらいです。幅は根回りで30mはあるそうです。裏にまわると、木のうろに扉が据え付けてあります。昔はここがそのままぽっかりあいていて、まさにトトロにでてくる大きな木にそっくりだったそうです。ずっと見つめていると何かでてきそうな気がします。
帰路
十分に自然を堪能したら、そろそろ帰ることにします。帰りは姶良ICから高速で市内まで20分ほど。すすぐに行ける距離で大自然を堪能するなら加治木方面はオススメです。今回もいいドライブになりました。